3. サービス用語

デジタルオーナー

どうすれば、世界各地に散らばるそうした設備の二酸化炭素寄与量を見たくなるだろうか。環境問題はどうにかしたいと漠然と考えている。しかし、それと自分とは関係ない設備の稼働状況を見ることは遠い。自分の家の屋根に載せた太陽光パネルの発電量であれば、毎月の電気代と直結するため気になるが、そうでないものをみようとは人は思わない。

そう、自分ごとに変えるために、オーナーになってもらおう。世界に散らばる環境対策設備のオーナーになれる場所。それがcapture.xとなる。

オーナーと言っても所有する形態は、デジタルだ。リアルの稼働設備をNFT化し、メタバース世界の中にその設備を複製する。

オーナー権はあくまでデジタル空間であり、リアルとは関係ない。企業側は、リアルの稼働、リアルでの権利を一切手放すことなく、capture.xに参画可能となる。

NFTによる出店

企業がcapture.xに参画することを、capture.xでは出店と表現している。自社で持つ設備をNFTとしてcapture.xで売り出すため、企業にとっては出店となる。1つの設備に対して、複数のNFTを発行し、販売する。販売してデジタルオーナーを増やすプラットフォームがcapture.xとなる。

1つの設備に対して発行可能なNFT数については、自由に設計が可能だが、基本的に設備の二酸化炭素削減能力に比例する形での設定となる。NFTの価格についても自由な設定が可能だが、これも同じく二酸化炭素削減能力に比例する形となる。

NFT数 x NFT単価 ∝ 設備の二酸化炭素削減への寄与量

比例とはいえ、一次関数での正比例ではなく、緩やかな対数比例でありフレキシブルな設定が可能である。

デジタルツイン

capture.xではデジタルツインを採用している。通常思い浮かぶデジタルツインは、映画『マトリックス』のように、現実と区別がつかない世界を3D CGで実現したものをイメージすると思われる。

capture.xでは、そうした3D CGには特にこだわらない。capture.xがこだわるデジタルツインとは、プロセスのデジタルツインを指す。世界に点在する設備のリアルな稼働データ、それを詳らかすることに拘りたい。リアルタイムの発電量、リアルタイムの二酸化炭素削減量、そうしたリアルなデータを手元のスマホに表示できるようにしていく予定だ。

脱炭素社会の実現を加速させることがcapture.xのパーパスであり、そのための見える化を最重要視している。capture.xへの出店の条件は、リアルタイムでのリアルなデータをcapture.xとリンクできるかとなる。1時間毎のデータ連携を推奨頻度として設計している。capture.x外部連携APIを提供しているので、それを活用した連携となる。

HOSHI

capture.xのユーザーは、アプリにログインすると自分だけのHOSHIを手に入れる。これは擬似的な地球を表し、自らがデジタルオーナーである設備をそのHOSHIに設置できる。HOSHIに、より多くの設備を設置することで、HOSHIを育てることができる。HOSHIにはレベルが設定され、レベルが上がっていくほど、そのHOSHIのオーナーである

ユーザーは、環境貢献が高い者としてのブランディングが可能となる。

HOSHIレベル仕様(To be updated)

最終更新